Case Details詳細

作品紹介

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

House-Sa

  • 家族構成: 夫婦+猫
  • 用途: 専用住宅
  • 所在地: 大分県大分市
  • 構造: 木造在来工法
  • 設計: 伊藤憲吾建築設計事務所
  • 写真: destyle 河崎秀一 ※著作あり
  • 施工: 株式会社アイビックホーム 担当:後藤浩治
  • プロデュース: -
  • Copyright ©: 2017 Ito Kengo Architects All rights reserved.
  • 夫婦と猫の為の住宅です。(2010.07完成)敷地は大分市内にある。北側を海に持つ大分市では、北向きの傾斜地(造成地)が比較的多く見られる中で、本敷地は南側に傾斜する古い住宅団地内にある。南側と東側に道路があり、南側道路とのレベル差は2m近くあるため、良好な採光条件にあると言える。敷地条件を最大限活かすため、計画は素直に南に開く事をスタートとした。南に開きながら、プライバシーを確保するため距離感が必要と考えた。その解答として内外の曖昧な空間で建築を覆い形づくる事を試みた。軒の下、縁側、ベランダ、坪庭など日本的な中間領域を多様に設け、それらが造形となるような操作を行った。同時に日本の建築の構成要素をソレらしく造らないことで現代に答える事も考えた。 結果、内と外に距離感が生まれ、都市と建築の間をつくることが出来たと自負している。また、ローコストな計画であった為、構造材を表したむき出しの空間ではあるが、それが湿度の調整になり、光の操作とあいまって日本の気候に適した空間となっている。現代における日本建築としてまちに答えられたなら幸いだと思う。