CONCEPTコンセプト

人と暮らし、まちと未来をつくる仕事

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人と暮らし、街と未来をつくる仕事

聞いて、知って、話して、伝える……。家づくりは、この繰り返しです。建築家はそのサイクルの中で皆さまと信頼関係を築き、人やまちの歴史を学び、必要なヒントを拾い集めたうえで設計をはじめます。すべての線と面に意味を与え、すべての選択に根拠を持たせるためには、こうした作業が欠かせません。そうしてできあがる建築は、皆さまの理想の住まいであり、未来のまちの景色——これが、伊藤憲吾建築設計事務所が大切にしているコンセプトとデザインです。

伝えること

伝えること

皆さまに伝わらない説明はしたくありません。専門用語も多数ありますが、できる限りわかりやすくお伝えします。むしろ、建築家としてではなく、一人の人間としてのお付き合いができればと考えています。関係のない話題でも構いません。皆さまのお話を聞くことは、すべてにつながります。

人とまちの歴史をつないで

人とまちの歴史をつないで

未来は過去によってつくられます。人にもまちにも、必ず存在する歴史。それを紐解くことから、私たちの設計ははじまります。皆さまはこれまで、どのような人生を歩んできたのか?このまちにはどんな背景があるのか?これらの点が線で結ばれた時に、意味が生まれます。「なぜ」を拾い集める先に見えた答えを図面に込めるのが、私たちの仕事です。

未来づくり

未来づくり

「個」だけを見ていても、よい建築はできません。大切なのは「全」に目を向けることです。例えば、“家”と“まち”。さらには、“現在”と“未来”もこれに当てはまります。私たちは、その時の流行りを重要視したデザインは行いません。まだ見ぬ数十年先のまちの風景——そこに溶け込むような建築をつくることに挑戦し続けています。

デザイン

デザイン

「どうしてここにこの素材を使うのですか?」私たちはこうした疑問に、すべてお答えできる設計をしています。極端なことを言えば、デザインは誰にでもできるもの。建築家が行うのは、そこに“理由”を加えることです。根拠なき設計に価値はありません。すべてが機能し合うことで、家は成り立ちます。デザインとは、それらをつなぎ合わせるための手段です。

必要なデザイン

必要なデザイン

建築の見た目はどうとでも繕えます。しかし、必要なものが備わっていない設計では、生活に大きな違いが現れます。その土地の日照時間や、住む人が家にいる時間。こうしたヒントに正面から向き合い、何が必要なのかを考え抜くことこそが“根拠”になります。その結果できあがったデザインとは、ある意味で理由の集合体です。表面よりも中身で違いを感じていただく――。それが、私たちのデザインポリシーです。